「こおりやま街の学校」の生徒のみなさんへ
みなさん、こんにちは!
この度、「こおりやま街の学校」の学校長に
就任いたしました、
指出(さしで)一正と申します。
ぼくは郡山市のことが大好きで、
よく郡山市を訪れています。
ぼく自身が、この街の関係人口ですね。
郡山市の街の中には、
おもしろいものや美しいもの、
胸がキュンとなるものがいっぱいあふれています。
「こおりやま街の学校」では、日常の中にある、
それらの事象をみなさんとともに
見つけていきます。
聴講生のみなさんには、
魅力的な郡山市のことを
深く知ってもらいたいです。
本校生のみなさんには、
郡山市の未来をつくる
「自分ごと」としての楽しさを感じ、
動き出してもらいたいです。
何より、「こおりやま街の学校」を通して、
新しい友達と出会い、
ワクワクとした幸せな関係性を
紡いでいっていただけたらうれしいです!
「こおりやま街の学校」学校長
指出一正
願書受付
「まちづくり」と聞くと、何か難しい専門的な知識を持った特別な人がやるようなイメージがあるかもしれませんが、その地域に住む人、或いはその地域のことを大好きな人たちが繋がり、ワクワクしながらまちの素敵なところをみんなで再認識して褒めて伸ばしたり、新たに発見したりする作業だと思っています。 そして、そのワクワク感を発信して仲間、共感者を増やしていくことも大切ですね。 そうした意欲的な愛のある「まちづくり」に関わる大人たちに触れた地域の子どもたちにとって、"カッコいい!!"と思わるる存在になれたら最高です。 本講座では、そんな未来を感じるワクワクする「まちづくり」の魅力を知って頂きたいと思います。It's your TURN!!
ぼくがお話しさせていただくのは「いろんな人と一緒に『場を編む』ってどういう営みなんだろう?」という話かな、と思っています。「すべての人が楽しみながらわたしとしての人生をまっとうする」こと。ここを目指してジャンルレスにさまざまな活動・プロジェクトを展開しております。地域づくり・場づくりって、果てしなく射程が広い。奥が深い。排除と分断が進んでいくこの社会で、それでも楽しくわたしたちが生きていくにはなにが必要なんだろう。そんなことをみなさんと一緒に悶々と考えたいなと思います。ぜひ、尼崎も(来れるようになったら)来てくださいね!一緒に遊びましょう〜。
新型コロナウイルスの影響で、人と人の物理的距離だけでなく心理的距離も広がってしまったように思います。首都圏の地下鉄改札では、マスクをした数百人の人が列をなしています。とても異様な光景であると同時に、都市と地方の区別なく、同じく異様な心理的距離が、僕たちの間で生まれてしまったと言えないでしょうか?本講座をまちづくりのプレイヤーたちによる一過性のトークイベント、と思わないで欲しいです。僕たちはオンラインであったとしても、新しい生活様式に合ったつながり方を編み出す必要があります。受講後も、微かなつながりを抱いて日常に帰っていただけるようなイベントにしたいと思います。当日、画面の向こう側でお待ちしています。
「ふれる、暮らしの選択肢。」というコンセプトのもと、ゲストハウスを知らなかった"あの日の自分"に手紙を送るような気持ちで、日本各地のゲストハウスを紹介するサイトを運営しています。このコンセプトは普段のライティングの仕事をするなかでも同じです。固定概念を覆して、世間を狭く世界を広くしてくれるような情報発信を心がけています。今回の講義では、私が日本各地で出会ったゲストハウスオーナーをはじめとする地域を盛り上げようと邁進されている方々からお裾分けしていただいた選択肢を皆さんに共有したいと思っています。「ゲストハウスって、ローカルって、アリかも」と発見・再認識していただける時間になりましたら幸いです。
観光、教育、福祉など多様な分野と関わるアートプロジェクトが各地で増えています。アートそのものをまちの求心力にする、生きる術を学びあうサードプレイスを生み出す、協働により新たなコミュニティを紡ぐ…それぞれの分野の課題と向き合う「社会実験」としての試みのなかから、言わば「社会実装」が求められるまちづくりへのヒントをいかに見い出せるのでしょうか。コロナ禍でますます求められるのは、「デザイン」「アート」といった枠組みにとらわれない、クリエイティブなアプローチです。それぞれの場所で豊かに生きるためのその手がかりを一緒に探しましょう!
「一人でも多くの人に熊野の魅力を広めたい」という想いで、東京から最遠の地(アクセスが悪い)和歌山県の熊野(那智勝浦町)でゲストハウス(オフライン店)とオンライン宿泊(オンライン店)の2店舗を展開しております。「宿泊なのにオンライン?」と疑問に思われてる方がほとんどかと思いますが、本講座ではオンライン宿泊で実際に起こった事例などを交えて『地域におけるオンラインの可能性』をお話できればと思っております。また、「オンライン×まちづくりの可能性」について皆さんとも一緒に考えられたら嬉しいです。当日オンラインでお会いできること楽しみにしております。
株式会社ヘラルボニーは、異彩を、放て。をミッションに掲げる福祉実験ユニットです。企業・自治体・団体・個人の課題を洗い出し、仮説を立て、福祉を軸とした社会実験を共創します。事業領域は大きく分けて3つありまして、原画複製画事業、ライセンス事業、アパレル事業の3つを柱にしております。ヘラルボニーは、障害を敢えて特性と言い切ることで、違う視界から、違う世界を、社会に向けてプレゼンテーションできると信じています。知的障害のある人が「できない」ことを「できる」ようにするのではなく、「できない」という前提を認め合う。社会のために彼等を順応させるのではなく、彼等の個性のために社会が順応していく。そんな世界を目指している企業です。この「こおりやま街の学校」通して、障害のある方の一人一人の人生や、ストーリーを伝えさせてもらい、「障害者」ではなく「個人」として捉えてもらいたいと感じています。アートというフィルターを通して「知る」というゼロとイチが埋まる機会をこれからも創出し続けます。
ここは!と感じる地域には、いつも「発酵する空間」とでも呼びたくなる場所があります。よそから訪れた人も入りこむ隙があって、誰かと誰かが出会い、何かが生まれそうな、あるいは何かをしたくなる「予感」が漂っている場所。それは決して建築の力だけでは生まれませんが、いろんな人やものやことの、時間をかけて重ねられてきたささやかな声を、そこに「ある」ことにできる建築の力を、僕はすごいと思っています。みなさんと一緒に、そんな「発酵する空間」を通して、地域のあれこれについて考えていけたらと嬉しいです。
はじめまして、ジモコロ編集長の徳谷柿次郎です。町の文化は人口サイズに比例するのではないか?と考えているんですが、郡山市は約33万人。僕が3年前に移り住んだ長野市は約37万人と大差がないからこそ、みんなで一致団結するのが難しい背景があるんじゃないかと睨んでいます。その前提で何を「やるのか」。すべての学びは"確固たる実践の連続"に宿るはずなので、今回は友人でもあるALL YOURS木村くんと共にお互いの実践の歴史を紐解いていきたいと思います。自信ある行動の前後には、悩みと失敗が屍のように横たわっている。みなさんと一緒に屍を越えた時間を作れると嬉しいです!宜しくお願いいたします。
地域の町おこしに関わらせていただき感じたのは、明るい未来へ思いをはせることこそが、地域を造っていくのだという確かな実感です。それは、企業であれ、国家であれ同じで、そうした人の営みの積み重ねでそれぞれの歴史の年輪ができていくのだと思います。地域は、地域の方のものであってほしいと思います。多くの人たちとの語り合いの中で、地域の豊かな未来の姿を、より強く、より色鮮やかに形作っていけるそんな場ができることを祈っています。
ALL YOURSという服を企画して販売する会社をやっている木村まさしです。茨城県つくば市に住みながら東京で会社を経営しています。会社の所在地は東京ですが、様々な地域の会社さんと価値を共創すること。それを買ってくださる方々とのコミュニケーションをとりながら、ずっと着たくなる製品を作り続けていくことを大切にしています。その一環で、昨年47都道府県を回って試着会とトークイベントをセットにしたイベントを100カ所くらいで開催しました。そこでお知り合いになった郡山の人たちはとてもユニークな方々。すでに面白い活動をしている方にたくさんお会いしましたので、今回のイベントもとても楽しみです!